COLUMN
省力化投資補助金(カタログ注文型)で券売機・スチコンを入れる|小さなお店も上限500万円に
情報の確認日:2026年10月1日
人手不足のお店が、券売機やスチームコンベクションオーブンなどの「人の手間を減らす製品」をカタログから選んで入れると、費用の半分まで補助される制度です。2026年3月の改定で、小さなお店の上限が大きく上がりました。
しくみ
- 国の事務局が用意した製品カタログに載っている省力化製品が対象
- 申請は、その製品を扱う販売事業者と一緒に行います(販売事業者が申請をサポートします)
- 対象は「人手不足の状態にある中小企業等」
- 受付は随時。2026年3月の改定で、受付期間は2027年3月末ごろまでに延長されました
いくら出るか(2026年3月19日以降の申請)
| 従業員数 | 補助の上限 | 大幅な賃上げをする場合 |
|---|---|---|
| 5人以下 | 500万円(改定前は200万円) | 750万円 |
| 6〜20人 | 750万円(改定前は500万円) | 1,000万円 |
| 21人以上 | 1,000万円 | 1,500万円 |
補助率は1/2以下です。「大幅な賃上げ」は、お店で一番低い時給を、申請時と比べて3.0%以上引き上げることなどが条件です。
モデルケース(試算)
従業員4人のお店が、カタログに載っている券売機(仮に150万円)を入れる場合:150万円 × 1/2 = 補助 75万円・自己負担 75万円(上限500万円の範囲内)。
製品の価格は仮の数字です。実際の補助額は、カタログの製品・価格と審査で決まります。
券売機・スチコンは「置き換え」もOK
この制度では、もともと「今ある機械の置き換え」は原則として対象外でした。しかし2024年10月から、券売機とスチームコンベクションオーブンは、決められた機能・性能を1つ以上持つ製品への置き換えであれば、申請できるようになっています。古い券売機を新しいものに替えたいお店にとっては、使いやすい制度です。
※置き換えの対象になる製品・カテゴリは追加・変更されることがあります。最新の内容は公式の製品カタログで確認してください。
飲食店ならこう使える(例)
- 券売機を入れて、注文とお会計の手間を減らす
- スチコンで、焼く・蒸すの工程をまとめて仕込み時間を短くする
- 浮いた時間で、提供スピードを上げたり休憩を取りやすくしたりする
※スチコンで仕込み時間が大きく減った飲食店の実例は、業務改善助成金の実例コラムで紹介しています(別の助成金の事例です)。
気をつけること
- 申請にはGビズIDプライムが必要です。取得に一定の期間がかかるので早めに
- カタログに載っていない製品は、この「カタログ注文型」の対象外です(オーダーメイドの設備は「一般型」という別の枠になります)
- 交付決定を受けた事業者の名称・所在地(個人事業主は都道府県まで)などが公表されます
- 2回目以降の申請には、前回の効果の報告や、時給の引き上げなどの追加の条件があります
出典
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